クールな君が好きなんです!!


あ……。

青ざめた顔をして、慌てて立ち上がる。

「……わぁっ!!ど、どうしましょう!と、とにかく脱いでください!!」

私が、真剣な顔でそう言う。すると、桐崎くんはびっくりした顔をした。


「……フッ、意外と大胆なのな。」


………え?




"脱いでください!!"


自分が言った言葉を思い出して顔を赤らめる。


「別に、大丈夫。ん、帰るよ」

そう言って、先に歩いていってしまう桐崎くんの後を追う。



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