クールな君が好きなんです!!


「え……っ?」

一瞬、キョトンっとしたけど、コクっと頷く。

1時間目終了の合図とともに、私達は
教室に向かった。


入ると、なぜか先生は怒らなくて
逆に心配してきた。

「体はもう平気なのか?」


え?


「あ、はい……」


そう言ってから、席に座ると
後ろの席の女の子が話しかけてきた。


「本当はサボりでしょー?」

「え…っ!そ、そうだよ!?
なんで先生怒らなかったのかな!?」

私が、そう聞くと女の子はニンマリ笑った。


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