クールな君が好きなんです!!
Chapter✽4
「話、聞いてくれるんですか!?」
「桐崎くーんっ!!
今日も一緒に帰りましょーっ……!」
そういったところで、腕を掴まれた。
「………え?」
後ろを向くと、佐々木くんが呆れた顔で私を見てくる。
佐々木くんがいるってことは………
「あれ……今日って委員会?」
「当たり前。ほら、早く行くぞ」
そう言い、私の手を引っ張る佐々木くん。
「……はぁ」
桐崎くんは、ため息なんかつくし……。
「明日は、帰りましょうね!!」
でも、絶対に帰ってやるんだから!