ずっと隣にいたかった……。
麗「理穂ーー!!!!


久しぶりっ⁉︎」





「今までなんで顔見してくれなかったの???
寂しかった……」






麗「ごめんごめん(笑)

でも、おめでとう。
これからは私達も支えるから一緒に頑張ろう。」






「うん。
麗奈……ありがとう……。


あと、正樹さんもありがとう。」






正「気づいてた?」





「はい。
初めからバレバレです。」




麗「正樹、理穂にバレてるとかダメじゃん。
それでも副総長なんですか?」





正「うっせぇな。」




「副総長ってなんですか?」




麗「暴走族。

嵐が総長していた雷華。
実は言うと翔太は雷華の影の存在だったんだよ。」




翔太……



「影??」





麗「そう。
ヤクザのことや薬を使ってる暴走族をシメるやつだったの。」





正「そうそう。

俺らは最後の最後まで雷華にそんなやついるだなんて知らなかったしな。」




「なんで?」





麗「これは秘密だったから。

知ってるのは私と嵐だけ。


翔太の喧嘩をするときの名前はね影楼(かげろう)だよ。」





「かげろう……

翔太……強かったんですね。
麗奈……なんで翔太は死んだの?
強いんだよね……。
なのになんで……」






麗「もう、言い逃れができないね。

わかった……話すよ。


なにがあったのか。」

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