ずっと隣にいたかった……。
楓「気を取り直して理穂のところ行くわよ。」
理穂……
ちゃんと見てるか??
お前に会いに来ている人たちを……
理生「パパ……ここがママのお墓??」
「あぁ……。
ママがいるところ……。」
それから会話はなくなり線香を順番に置いていった……。
そして最後は俺たちの番だ。
楓「私達は外で待ってるわね。
家族で言いたいこと言いなさい。」
「ありがとう……」
俺たちは線香を置き理穂に伝えたい事を伝えた
海「ママ……お空でみてる??
僕、小学校1年生になったんだよ。
入学式の時ね、みんなお母さんがいたよ。」
海理……
やっぱり、母親がいない事気にして………
海「でもね……僕にはパパやおばあちゃんや組員の人達が来てくれたから寂しくなかったよ。
でもね……
ママからの手紙読んだらママに逢いたくなっちゃった……(涙)
ママに……逢いたいよ……(泣)」
理生「理生奈もママに逢いたい……(泣)
なんで理生奈達のママは死んじゃったの??
なんで??
理生奈……ずっとずっとママに逢いたかったのに……(泣)」
ギュッ……
理生奈……海里……
やっぱり……理穂に逢いたいのか……
「理穂……お前はどれだけ悲しみを与えて去って行ってんだよ……。」