ずっと隣にいたかった……。
理生「ねえ、パパ……
もうママには逢えないの?」
「見ることはできないけどお前らの心の中にはずっとママがいる。」
海「ねぇ、パパ……なんでママは死んじゃったの??
なんで僕たちだけママがお空にいるの??」
麗「先に帰ってるわね。
あっ、そうそう。
親父さんの言ったことはあれ冗談だと思うから守らないでね。
もし、怒られたら私が庇ってあげるから。」
「ばーか。
そんなの初めからする気ねぇよ。」
麗「あっ、そう。」
「海理、理生奈……ママが欲しいか??」
やっぱり……理生奈達には母親が……
海「ううん、そんなの要らない‼︎
ぼくたちのママは一人だけだもん。
他の人なんてやだ……。
でも……ママに逢えないのもやだ…(泣)」
理生「理生奈のママはママだけだよ。
本当はね……理生奈ママと一緒にいたいよ。
でも……ママはお空にいるから無理なんでしょ??
分かってるよ。
分かってるけど一緒に居たいって思っちゃうの
パパ……ママにあわせてよ。」
「理生奈、海理。
分かってくれ………
もう、ママには逢えないんだ。
ママはもう居ないんだよ……
パパだって逢いたいよ……
でもな、生きてる人と死んでる人はもう逢えないんだ……。」
海「やだ!!!!
逢いたいんだもん(泣)
もう、パパなんで知らないっ!!!!」
「海理っ!!!!」