ずっと隣にいたかった……。
コンコン……
「親父来たぞ。」
居ないのか……??
とりあえず開けよう。
自分の部屋なんだし……
ガチャッ……
「海理……いたのか。」
海「うん。」
「おじいちゃんは?」
海「さっき呼ばれて行っちゃった。」
「そうか。」
理生「あれー??海理くんだー。
ここの部屋ってねパパのお部屋なんだって〜」
海「そうなの??」
「あぁ……。
ママが生きてた時はずっとこの部屋にいた。
隣の部屋はママの部屋だった。
今もこれからもあの部屋はママの部屋なんだ。
行ってみるか??」
海「うん……」
理生「理生奈もー」
お前の部屋に行くのなんていつぶりだろう……
生きてた時も入っちゃだめって言ってなかなか入らせてくれなかったし……