ずっと隣にいたかった……。
私はお母さんに1人で学校行くのは禁止されているから車で行っている。



「境さんお願いします。」


境「はい。」




境さんって言うのはね私の専属の運転手さん。


あっ、私の家は全国No. 1の財閥だよ。


でも、所詮全国だから有名じゃないよ



?「お嬢様、今日の健康は大丈夫でしょうか。」


「夕凪(ゆうな)やめて。
一緒の学校行くんだからお嬢様はやめてよ??」



夕「ごめん……いつもの癖……」




佐久間 夕凪(さくま ゆうな)
私と同じ15歳の高校1年生だよ。
夕凪は住み込みのメイドさん。
両親を早くして無くしたから私の家で面倒を見てるの。





夕「でも、本当に大丈夫??

顔色少し悪くない??

喘息出そう??」





「大丈夫……
どうせ、夕凪な後ろの席になると思うから体調悪くなったら言う。」




夕「絶対に行ってね。」



「うん。」



私は絶対に夕凪と同じクラスにしてもらってる。
そうすればいつでも伝えられるから。



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