ずっと隣にいたかった……。
境「着きました。」



「送り迎えありがとございます。
では、行って参りますね。

夕凪行こ??」



夕「理穂走っちゃダメ!!!!

喘息出ちゃう!!!!」



「ならな……ぃ……ゴホッ……ょ……ゴホッ…ゴホッ…ハァ……ゴホッ…イタッ……ゴホッ…ゴホッ…ゆう……な……胸が……ゴホッ………いたい……ゴホッゴホッ……」


夕「理穂、落ち着いて……。

ゆっくり呼吸して……。」


私は話すのもしんどいからうなづいた。



「ゴホッ……スゥー……ゴホッゴホッ……ハァー……ゴホッ………スゥーハァー……ハァ……戻った……」




夕「疲れたでしょ??

保健室に行こ。」



「うん……

ねぇ、夕凪ここで待ってるから誰か男の先生呼んできて……。
立てない……」




夕「え………分かった……」



?「おい、どけ。


こいつを保健室に連れて行けばいいんだろ??」




夕「ちょっ!!!!
あんた!!!!」



?「黙ってろ……

そして、こいつは病院に連れて行け。
喘息だろ。」


「ぃ……ゃ……。」



?「はぁ??」



「いや……病院行きたくない……」




?「馬鹿だろ……行かないともっとしんどくなるぞ。」



「いや!!!!

夕凪お願い!!!!

電話しないで!!!!」


夕「無理です。

ご主人様にバレたら私が怒られます。

理穂様……病院に行きましょう。

私もついていきますから。」



「いや……(泣)」


私は無理やり男の腕の中から降りようとした。


?「おい、危ねぇだろ!!!!」






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