ずっと隣にいたかった……。
あの後先生に来てもらったらやっぱり妊娠していた。



体力が戻りにくいのも妊娠のせいだって言われた。





妊娠4ヶ月……。




私の寿命は1年と2ヶ月。




まだ大丈夫。




それに私は後何十年も生きる‼︎



この子が大人になるまで見ないと。





それにしても楽しみだわ。





翔太の驚く顔が目に浮かぶ……(笑)





「ねぇ、麗奈。
お願いがあるの。」




麗「なに??」




「もし……私が出産をしたことで死んでしまったら……「やめてっ!!!!」



麗奈……??」





麗「そんな話しないで……。


私そんなこと考えたくない。」






麗奈……



「麗奈……私は死なないよ。
でもね、私の寿命はもう短いから一応話させて。


私が死んでしまったことで翔太が立ち上がれないようだったらこの子を麗奈達に育てて欲しいの。


そして……翔太を自由にさせてあげて。



その時は私のお金少ないけど使ってね」





これが残してしまう人間がやれる精一杯のこと。





麗「……分かった。」






「麗奈……私のお父様とお母様には絶対にこの子を渡さないでっ!!!!
見せることもしないでっ!!!」




麗「……え??」






麗奈には話そう。







「私の傷を見て。」




私は洋服を脱いだ。




麗「っ……⁉︎



なに……これ……」






「これね、全部虐待なの。」



麗「うそ……でしょ?」





私は静かに首を振った





麗「しんじ……られない……」








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