隣にいてもいいですか?
嫉妬?
先生のホームルームが始まった。
『えっとー、まず始めに自己紹介からだな。1番前からどんどん言っていけよー』
回りからは不満な声ばっかりだ。
自己紹介何言おうかな。
あ、春斗の番だ。
『えっと、みんなわかると思うけど、鈴木春斗!趣味はサッカー!好きな人は秘密ーーー!』
春斗好きな人いたんだ……
それにしてもサッカーが趣味だったの初めて知ったかも。
すると……
『春斗くんやっぱりカッコいいよね~』
『誰にでも優しいっていうか』
『本当、イケメン過ぎて後の男子が……』
おぉ!春斗ってモテるんだ~。
まあ、よく見たら顔立ちはいいよね。
あと元気だし。
みんなが引かれる理由が分かるかも。
と、春斗をみてると。
『小春!何俺にみとれてんの?次お前だよ~!』
(アハハハッッ……
回りからは笑い声がした。
あは、あは、あははははっ……
恥ずかしすぎる、死にたい。
春斗、後で覚えておけよー!!!
『えっと、一ノ瀬小春です、趣味は寝ること!好きな食べ物はみかん!みんなとは初めてだけどよろしくね!』
パチパチパチパチ……
春斗が拍手をすると
みんなも、した。
『よろしくねー!小春ちゃん!』
『俺が道案内しようか~?笑』
『ダメだろ、俺がやる!』
『小春ちゃん、彼氏いる~?』
ぅ、ぁ、何て答えればいいのか……
まさか、こんなに声かけられるとは…
すると、
『……お前ら俺が道案内するから小春に触れんなよー!』
春斗!!!
この状況でそんなこと言ったら
私っ、私爆発しちゃうよ~。
『え、春斗、なんかお前めずらしいな……』
『ち、ちげーよ!お前らみたいな遊び人に小春は渡さないってことだよっ!か、勘違いすんなよな!』
春斗……
守ってくれた?
『おいおい、盛り上がるな~、はいじゃあ次は九条!』
あ、さおりんの番だ!
『九条さおりです!趣味はサッカー!好きな友達は小春!みんなよろしく!』
やっぱ、さおりんは、かっこいい。
あ、次の人可愛い……
美少女だ、モデルさんかな?
横に二つ結びのツインテールをしてる
美少女は、声も可愛かった。
『えっと