やっぱり君なんだよ
嫌なことがあるとあの公園に
行くようになった。
あの日に戻るためではなく、
彼にもしかしたらまた会えるかもしれない
と思ったから…
まだあれ以来会っていないけど
待ってれば来るような気がしたから
だんだんと外は暖かくなってきて、
春に近づいていくのがわかった。
なのに窓の外を見ると
「あ…雪…」
翌日もう降らないと天気予報で
言っていたのに、珍しく雪が降った。
あたしが雪を見て一番に思うこと…
もしかしたら居るのかもあそこに。