やっぱり君なんだよ


走って公園に向かった。


…やっぱり!

「あのっ!」

滑り台の前にしゃがみこんでいた
制服の男の子…

振り向いた顔は悲しそうな顔をしていて
どうしたんだろう

「…あ、もしかしてこの前の子?」

「あっはいっ!すいませ…」

「なんで君が謝んの?」

彼は少し笑ってそう言ってくれた。

なんかさびしそう…?
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