やっぱり君なんだよ

親とくる子
友達とくる子
泣いてる子達
笑ってる子達

そこには色んな人たちがいて
アタシの足は早まるばかりだった

365番…365番…これしか朝から言ってない

お願い、あって、あたしの番号!

365……

「っ!!」

364の次、確かにあったのだ

あたしの…番号!!!!

「やっったぁぁ!」

心の中でそう叫んだ

一人で味わう喜びは大きすぎて
誰かと分け合いたいかった

塾の先生に言いに行こう


よくやった、そう褒めて下さった
でも、なんか物足りない…?





< 34 / 36 >

この作品をシェア

pagetop