この恋は、風邪みたいなものでして。


流石スイートルーム。
やってくる客人も全然違う。
もしかしたら、恋人かもしれない。
あんな綺麗な人が尋ねたら、きっと機嫌も治るんじゃないかな。


っと私もエレベーターの中で、スマホを確認すると柾からのメッセージが二件も来ていた。

すぐに店長へ一応渡してきた事を報告すると、柾が待つ向かいのカフェへ小走りで向かった。

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