神恋~水神様に恋をした~


「お前を迎えに来た。」

「なんで、」

「話は後だ。」


冷淡な口調は昔と変わらない。冷酷な瞳も昔と変わらない。声も容姿も何一つ変わってなどいなかった。


「ちょっ…、」


私の了承も得ずに、抱き抱えた彼はもの凄いスピードで次元を越えた。


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