神恋~水神様に恋をした~


必要とされないなら、食べられて消えた方がよっぽどマシだ。


「嬢ちゃん病んでんの?」


「違います…、」


「帰る所がねーのか!!」


その言葉にコクりと頷く。
もう白は私を迎えになど来てくれない。


だって私は失望されたから。
白からの信頼を失ったから。


「俺が嬢ちゃんの事貰ってやろうか?」


「……本当?」

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