神恋~水神様に恋をした~


あれ、夢が変わった?
何だっけ、とても懐かしい記憶だ。


大きな綺麗な湖のほとりに大きな立派なご神木が生えている。


その木には、いつもとても美しい妖怪さんが座っていた。


瞳は無感情のような、とても冷酷な瞳をしているのに、どこか温かくて心地が良かった。


顔は、覚えているはずなのに分からない。


とても美しい事だけははっきりしていた。

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