神恋~水神様に恋をした~


つまり、黒狐の闇の力が完全にこの世から消えて無くなった証拠。


急に私の膝に頭を乗せて寝転がる白は少し疲れているようだった。


あんな簡単に黒狐を倒してしまったのに。


力を使いすぎるとやはり疲れるのだろうか。


目を閉じる白の頬に手を添える。


(な、何か夫婦っぽい…!!)


「当たり前だろう。お前は俺の嫁だからな。」


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