神恋~水神様に恋をした~


ま、また心の中を覗かれた。
何だか今の白は、珍しく私に甘えてくる。


白に膝枕したのなんて今日が初めてだもん。


本当に疲れているのか、早くも白からは規則正しい寝息が聞こえてくる。


朝日が昇り始め、新しい一日が始まろうとしている。



「そりゃ、疲れるよ。
完全に闇に染まった俺を助ければ、疲れるのは当たり前。」


< 245 / 249 >

この作品をシェア

pagetop