幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
どっかで見たことある制服だと思ったら、結月の所か。
あたしがそう思っている一方、今まであまり口を開いてなかった結月が喋り出す。
「お前馬鹿じゃねぇの?
学校帰りにこんな大量に買ってよ。
疲れてベンチで休憩か。
俺が恥ずかしいからこんなこと二度とするな」
だから全部があたしの荷物じゃないし。
誤解されたまま、更に追い打ちをかけるように怒られるのは気に入らない。
「おーー!
まさか君が結月の幼なじみじゃないのか?」
言い返そうとした瞬間、1人の男子がテンションを上げてあたしに迫ってくる。
「え! 君がか?」