幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?

しかし他の人は楽しそうだ。



「とりあえず帰るぞ」


それはあたしに向けられた言葉で。


この後も用があるにも関わらず、彼はあたしの荷物を持ってくれる。



「待って!
あたしまだ美菜と…」


「この人がもう1人の幼なじみ!?」


目を輝かせる彼女は、この後のことを考えていないようだ。


「そうだけど…」



「まぁ仕方ない!
もうあたし疲れたし。


今日はここでお開き。


またね、小夜」


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