幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
恋の行方
『今度の土曜日の夕方、踊り場にいるね。
告白の返事をしたいから来てね』
結月にそう言った日から数日が経った。
あれから大斗のことを考えた日もあったが、意外と早く忘れることが出来た。
言われた通り、彼とは関わらないでいる。
まぁここ最近会っていないのが現状。
それがいいのかもしれない。
もう少しで結月が来るため、あたしは緊張しながらも何度も返事の内容を考えている。
今でも変えることは出来るんだから。
気持ちがふらふらしたまま付き合うのって、相手に申し訳ないよね。
そう思っている時だった。
階段を上る足音が聞こえてくるのは。