ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
「のっ…希望さんと…ですか…?別に何もありませんでしたよ。たわいも無い話です。」


「そうとは思えない。あの希望に限って。」


ベッドに腰掛け、私の腕を引っ張る。


「うわっ…っぶな…」


バランスを崩して、先生の腕の中にすっぽり収まる。


「ねぇ…教えてよ。」


耳元で聞こえた吐息混じりの声がくすぐったかった。


「っ…」


恥ずかしくって、くすぐったくって思わず身をよじる。


「せっ…先生の事…話してました!」


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