ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
(何なんだろ…これ?)


お風呂から上がっても、その痕が消える事は無かった。


「先生に聞いてみるか…」


先生がつけたんだ。先生に聞けばいい。


だぼっとした服に着替え、先生のいるリビングに向かう。


「先生、質問なんですけど。」


カタカタとパソコンを打つ先生にそっと話しかける。


「何?手短にね。」


「はい。さっき先生がつけたこれ、まだ消えないんですけど…。何ですかこれ?」


「ぶはっ…」


先生がいきなり笑い出した。


「そんな事俺に聞く?」


「先生なら知ってるかなと思って。」


だって…先生がつけたんだし!


「それさ、分かるヤツは分かるから明日学校で見せないようにね。」


「はぁ…」


はっきり言うと、先生が何を言ってるか全く理解できなかった。


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