ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
「まぁ…我慢は程ほどにな。彼女さん。」


「……」


春空に先生と付き合ってるって言ったっけ?


でも、私の事を気遣ってくれるのは、単純に嬉しい。


「ありがとう。春空。」


ひらりと手を振って、先生の輪の中に加わっていった。


女子たちは、イケメンがまた一人増えて更に喜んでる。


「春空君は、彼女とかいるの?」


「知らへんよ。そんな事。」


最近気づいたけど、春空は女の子に対してかなり雑だ。


担任の先生が好きな人だったら、さぞ嬉しいだろうなって思ってたけど、そうじゃない。


むしろ、キツイ事の方が多いんだ。




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