ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
3年生になったからといって、これまでと何か変わるわけでもない。


ただ、大学受験という大きな壁が出来ただけ。


そのおかげか、2年の時よりも授業に静けさが宿っている。


(ま、この方が集中できていいけどね。)


寂しい気もするけど、学生の本分は勉強。と自分に言い聞かせて頑張った。


だからへとへと…。


「あれ?千音もう帰るん?」


6限が終わって、先生のいる部屋に行く気力もなく。


「うん。疲れたよ…。」


「そっか。じゃあ俺も帰る。」


色々な事があって、体が悲鳴を上げているのが分かった。


明日は土曜だし、ゆっくり休もう。




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