ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
「だっから言っただろうが!」


私の呼吸が落ち着いてから、膝詰めで説教をされる。


「すみません…。」


はぁと大きくため息をついた後、私から質問をする。


「なんで先生はここに?」


誰も使ってないようなこの部屋で何をしてたって。


「ここ印刷室。生徒会の奴らにパシられた。」


全然誰も使ってない事なかったな…。


「よく私だって分かりましたね。」


「だってここのガラス普通のだし。見えるよ。」


確かに。もう私ダメダメだな…。


「ありがとうございました。今後気をつけます。」


「今後こんな事があっては困ります。気をつけて下さい。」





その後の仕事は、何の問題もなく終えることが出来た。


帰ったとき、『何でそんなにガード固いん』とは春空に言われたけど。









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