ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

先生、これからも…

大好きな友達とのわだかまりも解消できて、やっと一息つく間もなく大学受験。


「優、鈴頑張れ！」


「何だ千音…人事みたいに！」


「ちょっとは応援してよね～。自分はもう終わったからいいかもだけどさ～。」


皆が息を切らして勉強している隙に、自分は早くも受験を終えている。


しかも、


「けっ、浮かれてんなよ！合格までしやがって！」


やったね。自分の努力の賜物ですよ！


「まぁ…でも私も片付けないとなんない事が一つあるんだけどね。」


優たちの勉強を見ながら、思考を張り巡らせる。


「どうしたもんかなー。」


「んあ？どした。」


「あ、イヤ何でもない。優ここ間違ってる。」


「うっそー。またやり直し！？」


何でもない事はないんだけどね…。