ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
先生になんて言おうしか考えてなかった。


まだいさせてください…って言うのは何か違うし、一人暮らしするのも不安だし…。


「どうしよ…」


悩んでいるうちに着いてしまった。



「ただいまです…」


「お、何か落ち込んでるけど…どした?」


先生が机に向かって何かを打ち込んでいるのをやめ、こっちを見つめる。


「せんせー。ごめんなさい。」


「何が?」


ソファにぼふんと身を沈める。


椅子に反対向きに座って、背もたれに肘をつく先生は不思議そうな表情を崩さない。













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