ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
「おいしっ!先生、何者ですか!?」


ほっぺが落ちそうとはこのような事を言うのか!と言うほど、先生の料理は美味しい。


「ただの学校の先生ですよ。」


真正面を見ると、嬉しそうな先生の顔。


「明日は、私が朝ごはん作ります。こう見えて、料理は得意なんですよ!」


これは真実。


毎日、自分で朝ごはん、昼ごはん、晩御飯を作っていたから料理は上手い。


「じゃあ、今日の晩御飯は一緒に作ろうか。」


「今日の晩、何ですか?」


「カレーにしようかなと。」


カレー!私の大好物!


「もちろん。手伝いますよ!」


「ありがと。」


先生の優しさがひしひしと伝わってくる。


(やっぱり、先生が大好きだな…。)


でも、告白はしちゃいけないような…。


(関係を壊すようなこと、したくないもんね。)
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