ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
先生は、私のこと好きでも何でも無いんでしょ?何で?


(頭ん中…グルグルしてるよ…)


いつでも先生の事で埋め尽くされてるのに。これ以上は…。


「勘違い…して良いんですか?」


スタスタと歩みを進める先生の耳には、私の言葉なんて届いていなかった。


(届いていいわけ…ないもんね。)


言ったらそこで終わっちゃうから。


言って、そこで終わらせたくないから。


(これから先は、何事も無かったかのように…振舞えばいいよね…)


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