あの時の約束。
ピチャピチャ。
私が歩く度に雨で出来た水たまりの雨水がはねる音が聞こえる。
傘が雨を弾く音も聞こえる。

ゆっくりと鍵を開け扉を開ける。
「ただいま…」
返事はない。
中は真っ暗だ。
リビングへ行くとテーブルの上に千円札が置かれていた。
「ふぅ…」
これは日常茶飯事。
もう慣れた。
「お腹空いた…。でもめんどいや。」
千円札をお財布にしまい、洗面所へ行きお風呂を沸かし、そのままベッドへ直行し私は眠りについた。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop