好きでやってんだから。
ー病院ー
先生 「意識不明の重態です。
もう目を覚まされることは
ないかと…」
歩 「えっ…。」
驚く自分と納得している自分がいた。
先生 「あの、ご家族の方は…?」
歩 「速人くんは、
家族も親戚もいません。」
先生 「どうしましょう…」
歩 「お金は僕が。」
先生 「でも…」
歩 「お金は僕が用意するんで
なんとかしてください。」
僕はそっと一万円札を握らせた。
先生 「わかりました。失礼します。」
大人なんてそんなもんだ。
人の命がかかってるのに…。
お金お金お金お金…。
まぁ、いいよ。
速人くんを助けられる
可能性があるのなら。
先生 「意識不明の重態です。
もう目を覚まされることは
ないかと…」
歩 「えっ…。」
驚く自分と納得している自分がいた。
先生 「あの、ご家族の方は…?」
歩 「速人くんは、
家族も親戚もいません。」
先生 「どうしましょう…」
歩 「お金は僕が。」
先生 「でも…」
歩 「お金は僕が用意するんで
なんとかしてください。」
僕はそっと一万円札を握らせた。
先生 「わかりました。失礼します。」
大人なんてそんなもんだ。
人の命がかかってるのに…。
お金お金お金お金…。
まぁ、いいよ。
速人くんを助けられる
可能性があるのなら。