さくら、切なく。



その日の夜、お母さんは私の目の前で倒れた。


救急車を呼んだがもぅ間に合わなかった。


脳溢血と診断された。


私は涙しかでなかった。


姉や兄はもう家を出て一人立ちしている。


私はまだ卒業手前。


どうしたらいいのかわからなかった。

あんなに卒業を楽しみにしていて卒業式までに痩せるんだから!ってニコニコしながら言っていたお母さん。




途方にくれた。

目の前がなにも見えなくなった。



神様ってひどいことするんだね。
やっとわかったよ。神様って性格悪いんだね。





神様なんて大嫌いだ。


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