さくら、切なく。
「咲季ー、もぅ学校ついたよー!」
私は、茉莉の声で重たい目を開ける。
別に嫌いではなかったけれど、
学校を見るとやっぱり気分が重たい。
「ありがと。教室遠い…。」
と文句をいいながらいつも教室にいく。
階段が嫌にむかつくときもあった。
ドア(がらがらがら、、)
「おはよーー!!!!!」
でもなぜか教室に入ると少しテンションが上がる。
茉莉と私はクラスでも明るく元気な
存在だったためみんなが挨拶を返してくれる。