願わくはキミに
その後、先生は看護師さんと一緒に持ち場に戻って(連行された)、私はその貰った紙をいつまでも見つめながら家に帰った。
_____もう一人の私、待っててね。
すぐにあなたに会いに行くから。
私は先生に渡された紙の場所の大学を受けた。
やっぱり、学力はあまり心配しなくて大丈夫だった。
いきなり進路を変えたら怒られると思ったが、家族のみんなは私のしたいことをすればいいって応援してくれた。
………お姉ちゃんには泣きつかれたけど。
私、春から大学生になります。