願わくはキミに


私と同じくらいの歳かと思ったが、2つ歳上だったらしい。


えっと、確か名前は___



「___蓮(れん)。」


また耳元から声が聞こえ、ローズマリーの香りがしたので誰の声か断定出来てしまった。


「百々香(ももか)先輩」


「やだ、先輩なんて止めてよ。普通に呼んで」



笑顔でそう言われ綺麗だなと見とれてしまった。



「今、蓮のこと見てたでしょ」


「へ…」


「いつ知り合ったの?」


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