そよ風と君
その日は
それ以上琢実と話すことは無かった。

あるバイト終わりの日
慎司から噴水公園に呼び出された。

【私】『どーしたの?急に。』

【慎】『あ、あのさ。
俺、お前に嘘ついてた事があってさ。
お前の事、女として見てない。
って言ったけど
それ、嘘なんだ。』

【私】『え?』

【慎】『俺、お前の事が好きだよ。
俺と、その、付き合ってもらえないかな?』

【私】『……ありがとう。慎司。
でも、ごめん。
今は、彼氏とかそーゆーの
作りたいとか思ってないんだ。
だから…』

【慎】『そ、そーだよな!!
ごめんな?急にww
ちょっ、気まづ過ぎるから
誰か呼んでいい?w』

【私】『いいよ!』
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