Butterfly
ぎゅっと私を抱きしめて、蒼佑さんが私に深く口づける。
全てのものが溶けあうように、私たちは何度も何度もキスをした。
「・・・このまま抱いていい?」
息をつく間に、彼が私に問いかける。
静かに頷くと、再び彼は口づけて、私の身体を抱き上げた。
信じられないほど、心地が良かった。
こんなにも距離が近くなったのは初めてで、心臓が破滅しそうなくらい、ドキドキと音をだしていた。
ベッドにゆっくり降ろされる。
彼の香りが身体を包んだ。
真上に彼が重なると、頬の温度が、止められないほど急上昇した。
「痛かったりしたら言って」
私が頷く。
蒼佑さんは愛おしむようなキスをくれ、その唇を徐々に首筋に滑らせていく。
甘くて、くすぐったくて、すごく不思議な感覚がした。
胸元を、包むような大きな手。
そして、痣の部分に彼の唇が触れた瞬間、私は気持ちを抑えられずに、再び涙を流してしまった。
「・・・千穂ちゃん?」
「・・・うっ・・・ん・・・」
「あ・・・どうした?嫌なら、やめるから」
「ううん・・・そうじゃなくて・・・」
手でぐいっと涙を拭いて、心配そうな彼を見上げる。
「・・・嬉しいの。幸せで・・・涙が出たの」
全てのものが溶けあうように、私たちは何度も何度もキスをした。
「・・・このまま抱いていい?」
息をつく間に、彼が私に問いかける。
静かに頷くと、再び彼は口づけて、私の身体を抱き上げた。
信じられないほど、心地が良かった。
こんなにも距離が近くなったのは初めてで、心臓が破滅しそうなくらい、ドキドキと音をだしていた。
ベッドにゆっくり降ろされる。
彼の香りが身体を包んだ。
真上に彼が重なると、頬の温度が、止められないほど急上昇した。
「痛かったりしたら言って」
私が頷く。
蒼佑さんは愛おしむようなキスをくれ、その唇を徐々に首筋に滑らせていく。
甘くて、くすぐったくて、すごく不思議な感覚がした。
胸元を、包むような大きな手。
そして、痣の部分に彼の唇が触れた瞬間、私は気持ちを抑えられずに、再び涙を流してしまった。
「・・・千穂ちゃん?」
「・・・うっ・・・ん・・・」
「あ・・・どうした?嫌なら、やめるから」
「ううん・・・そうじゃなくて・・・」
手でぐいっと涙を拭いて、心配そうな彼を見上げる。
「・・・嬉しいの。幸せで・・・涙が出たの」