ただそばにいて欲しいだけ
そんな子供のようにはしゃいでる私を横目に・・・・

荷物を中に入れてる無表情のエイト君。



あれ?なんか怒ってる?


「さ、早く夕飯行こう。」



ん?別に怒ってるわけじゃないか?でもさ、私がこんなにテンション
上がって喜んでるのに・・・何よ!その冷めた感じは?


と、ちょっと一緒に喜んでくれない感じがすごく気になったけど

そそくさと部屋を出て私が出て行くのを待ってるから、何も言わない
で慌てて部屋を出た


鍵を閉めるとまた、無表情のままさっさとエレベーターに向かって
歩き出してしまう



エレベータにも無言で乗り込む

私を先に入れてくれるけど・・・なんだか怒ってるような感じが
気にくわない


そんなエイト君の態度のせいで私は面白くなくて・・・・
何も言わないで扉の上に表示される数字を見てた




と・・・・・



急にエイト君が向きを変えて私を壁に押しつける感じで抱きしめて
きた

「さっさと夕飯食べて来ちゃって、後でのんびりしようね。
思ったよりいい部屋でラッキーだったね。」

なんて言いながら・・・キスされた


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