ただそばにいて欲しいだけ
次の日の朝、目を覚ました時には太陽はもうだいぶ高いとこまで
昇ってるようだった


ベッド脇のテーブルにのってる時計がちょうど見えない位置に
なってる

スマホを取ろうにも動けない



私は窓の方を向いて、後ろからエイト君に抱きしめられる格好で
寝ていた

アメリカの映画に出てくるようなクッションみたいな枕にエイト君
の腕が埋もれてる感じになってて、私の体が乗っかっちゃって
大丈夫なのか?心配になるけど・・・・

ぐっすり寝ていてまだ起きそうもない



今日のイベントに行く時間が気になるけど・・・エイト君も
疲れてるみたいだし・・・

出来たらこのままでいたい・・・



私は思いきって向きを変えてみた

エイト君の胸に顔をうずめる



はぁ〜、眠い・・・と目をつむるけど・・・


ふと、昨日の夜のことが思い出される




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