ただそばにいて欲しいだけ
シャワーを浴びてお互い緊張しつつ恥ずかしがりながらベッドに
入った


「やばっ、すっげぇ緊張してる」

なんて言ってたエイト君だったけど・・・・


私を見下ろす目はいたずらっ子のようにニヤリと笑って
全然緊張してる感じはなかった


それから・・・・私に触れるすべてのものが優しく・・・
熱かった


じっくりと時間をかけて弱いところを攻めてくる

私は必死になってエイト君にしがみついた





終わった後、なかなか離してくれなくて何度も何度もキスをして
くる

何度も見つめ合い・・・微笑みあう


「俺、実は正直話すと・・・情けないんだけど、ネットで調べ
まくったんだ。女性がどうすれば一番喜ぶか?とか。

さすがにこの歳になって誰にも相談できないからさ。大学ん時の
友達には直接会ってじっくり話せないし・・・。
さすがに西本さんにはこんな話できないし・・・。

でも、もうどうでもいいや!こうやって大好きな人と出来たんだ
から」


と・・・ふと、私を引き寄せ・・・顔を見られないように強く抱き
しめてきた


「俺!マジで感激!って言うか?感動!すっげぇ、嬉しい!」


なんて言い出した


・・・・・私だって嬉しい。まさか自分が経験することがないと
思ってた遠距離になって・・・・まだ始まったばっかりだけど、
すぐには会えない距離にいる


こうやって直接会って、愛を確かめ合えるのはすごく嬉しい

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