ただそばにいて欲しいだけ
「先週さ、コラボ製品の加工が間に合わないって言うから
土曜日出勤したの。で、新田君と一緒だったんだけど、新田君て
長橋君と同期かと思って、聞いたの。

長橋君と同期なの?って。そしたら、新田君の方が1年早いん
だって?」

「はいっ、そうですね?1年先輩ですね。」

「でさ、でさ。この間のバーベキューの時、長橋君と車の話で
すご〜く盛り上がってさ、って言ったら・・・ぼそっと、

見てました・・・。って言うんだよ〜。」

「はは、あの人言いそうですね?・・・ちょっと、ムッツリですよね?」

「やっぱり、やっぱりそう思う?」

「はいっ、そうですよ、あの人。車の話してても、いろいろ言ってるだけ
って言うか?いろいろ言うんですけど、結局何もやらないってタイプで。

基本俺とは合わないんですよね〜。」

「ふ〜ん、そうなんだね〜?」






と・・・・その日はず〜っと話が尽きなくて本当に楽しかった



夕飯を食べて家に帰ってきたのが9時頃・・・

ず〜っと話してたのに、まだ話足りない感じ。


なので、次の日も会う約束をした

長橋君が大阪帰るのはお昼過ぎの新幹線、なので明日は東京駅集合で

お昼を食べて長橋君を見送って、そこで解散の予定


私が高速バスの時間が夕方だから、別れてからのんびり帰っても
十分間に合う



次の日の約束をして、長橋君は帰って行った・・・

車が見えなくなるまで、見送る・・・・


ふふ、なんか・・・楽しい。長橋君って面白い・・・・。
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