舞蘭×水龍~翼をくれた君~
理緒「あー、うちも小3で反抗期来たねーってよく言われるよー?」

奈由「反抗期……?かな?怖いんだよね……。」

心愛「分かる分かる‼特にお母さん怒ると怖いよね~。あたしね、この前、お母さんの化粧ポーチにね、蝉の脱け殻入れたらね、怒られたの~‼怖かった~。反応楽しんでただけのに~」

私と理緒は……この時からもう舞蘭に入っていたから……喧嘩はある程度出来た。その時の全国No.1の総長を倒せるくらいの喧嘩力だったんだよね

理緒「それは怒られるわ。」

奈由「心愛って……Sだよね?それがバレて怒られちゃう……。フフっ面白いね。」

理緒「えー?そう?てかさ、奈由ちゃん……手とか、足とかどうしたの?傷だらけだよ?」

奈由「え……。あー、バレちゃった?転んだの……自転車でぇ~!」

理緒「ふーん。気を付けてね。」


今だったら……言えたのかな……。
今だったら……。虐待って確信できたんだよね。


奈由「ねー、心愛~」

心愛「何?奈由~」

こういうときに限って理緒いないんだから……
理緒がいたら、5分で倒せるのに……
< 204 / 233 >

この作品をシェア

pagetop