舞蘭×水龍~翼をくれた君~
じゃー、あの傷も?あの言葉も?
死ぬって分かってて私にいったの?
どうして……気づいてあげられなかったの?
親友だったのに……いや……気づいていた……でも……気づかないふりをしていたんだ。

私って何てバカなんだろう……。
バカだよね……。どうして助けてあげられなかったんだろう……。なん……で……。

奈由「私ね、お父さん大っ嫌いなんだよ~。お兄ちゃんはね、好き~。大好き~。お母さんも好きだったんだ~。でもいなくなっちゃったの。」

あの言葉も……

奈由「体に気をつけてよ!元気でいてよね!またね!」

この言葉も……奈由からのSOSだとしたら……
どうして……気づかなかったんだろう……。


母「でね……心愛……。これ今ね、奈由ちゃんの双子のお兄ちゃんからね……奈由からの手紙だって……。はい、」
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