隣の席は、ヤンキー君!


「…」


どうしよう、顔見れない。


入ってそうそう、あたしは下を見ながら席まで走った。

しかも本気ダッシュ。


『恋』って自覚したら恥ずかしくて恥ずかしくて。


「…ふぅ」

息をつく。

よかった、へましなかった。

ここからは、ただ挨拶するだけ。

笑顔で声をかけるだけ…。


「…」


無理!!


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