15才の夏

はぁー。
直哉にメールしなきゃ。

【瑠奈だよ!
 明日からおばあちゃんのお家に行かなくちゃいけなくなったから、夏休み遊べない。ごめんね。】

―ピロリン

直哉からの返信はすぐにきた。

【大丈夫だよ!また今度遊ぼ!】


「ふぅー。あとは友達だ。」



やっと送り終わった。
あたしはクーラーをかけ、ベッドに寝そべった。


憂鬱な夏休みになりそう。
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