夏恋
結局、渚は彼氏さんのイニシャルが入ったマグカップを買った。
センスもそれなりに先輩っぽいし私はいいと思った。
その後は本屋に行ってぶらぶらしたり
渚の要望でゲームセンターのユーフォーキャッチャーをしたりして時間はあっという間に過ぎていった。
この街はとても都会だから、駅周辺を散歩するだけでこんなにも時間が経ってしまう。
空が夕焼け色に染まりかけたくらいの時間に私たちはこの街を去った。
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