地味男との1ヶ月。【完】

その後すぐ、扉が大きな音を立てて開いた。




「おい席つけー。今日は転校生を紹介する」



担任が忙しく教卓の前に立つ。



「おーい、入っていいぞ」



その合図と共に、扉が開いた。






「桐生 美雨〔きりゅう みう〕です。よろしくお願いします」






…誰もが、その容姿に息を呑んだ。

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